トップページ | 紹興へ(第1日) »

帰国前に旅行でも(第0日)

2007年春に妻と2人で気ままな中国旅行をした。結果的には学生時代以来の長期旅行となった。自分が忘れない目的もあって思い出しながら旅行記を記してみよう。

僕の中国との関わりは会社員をしていた頃CIMC R&D Center(新建築2003年12月号掲載)の設計&現場監理業務を担当したことに始まる。会社から中国シンセンに派遣されたのは僕一人だけということもあり、かなり自由にやっていた。このとき味わった自由が災いしたのかその2年後に会社を辞めて自由業の道を選んでしまった。当時磯崎アトリエのシンセン文化中心の現場担当者とは飲み(愚痴?)仲間だった。お互い中国人の中のたった一人の日本人設計者という立場で仕事をしていたためにとても話が合った。

CIMC R&D Centerが竣工して帰国する際、シンセン文化中心の現場を手伝わないかと誘われ、2003年9月に再びシンセンに戻ってきた。シンセン文化中心の現場をメインとしつつ個人での設計活動も行っていた。シンセン文化中心は将来磯崎さんの最高傑作の一つになるのではないかと勝手に思っている。ただこのプロジェクトはあまりにも工期が延びたため竣工を待たずに2006年で僕の契約は終わってしまった。僕個人のプロジェクトも一段落しそうだったこと、ある案件が途中でダメになり設計料を一銭も回収できなかった(手伝ってくれた皆さんゴメンナサイ!)ショックもあり、2006年の秋頃に「来年日本に引上げよう。」漠然と決心した。

会社員時代も合わせると5年も中国に滞在していたのにほとんど国内旅行をしていないことに気づき、帰国前に長期旅行をしようと妻と話していた。4月19日に用事が一段落したのでまず来週月曜日から3週間ほどでかけようということになった。シンセン文化中心音楽ホールの音響検査に立ち会うために5月中旬にもどって来る予定にしていた。もともとは「2-3週間の旅行を3回しようか!」なんて話していたのだが・・・夫婦して気ままな旅をそのまま63日間も続けてしまった。辿ったルートは以下。

シンセン→紹興(シャオシン)→杭州(ハンジョウ)→鳥鎮(ウージェン)→南潯(ナンシュン)→上海(シャンハイ)→蘇州(スージョウ)→西塘(シータン)→無錫(ウーシー)→南京(ナンジン)→開平(カイピン)→洛陽(ルオヤン)→西安(シーアン)→ラサ→北京(ベイジン)→シンセン

トップページ | 紹興へ(第1日) »

中国」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。