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西塘(第18日)

 いつものように長距離バスで蘇州から西塘(シータン)へ向かった。西塘は周荘(しゅうそう)程ではないが、水郷古鎮(運河の古村)として有名な観光スポット。上海などの大都市からツアーが押し寄せる。最近では「ミッションインポシブル3」のロケに使われたことでも有名。店のおっちゃんがトムクルーズと無理やり撮ったような記念写真を飾っているお店なんかも見かけた。

 バスで西塘に着き、水郷古鎮はどっちだろうと迷っていると、一人のおばさんが「こっち、こっち。入場料の要らない住民の出入り口に連れて行ってあげる。」と声をかけられた。なんとなくそのまま付いて行き、狭い路地を抜けて本当にただで入ってしまった。ちなみに翌日きちんと入場料を払った。その後、おばさんの家族か友人がやっている宿に案内された。場所が中心から離れており、部屋も今一つだったので宿の件は断ると、残念そうではあるが、以外にもあっさり諦めた。ちょっと申し訳ない気がしたが、おばさんと別れて2人で宿探しを始めた。幸運にも1階がカフェの良さそうな部屋を見つけた。値段も140RMB/泊と手ごろ、「やっぱり一番安いところで580 RMB/泊という鳥鎮(ウジェン)はおかしい!」と改めて思い出した。

 チェックインを済ませて部屋で一息して、街へくり出す。うーん、美しい町並みだ。実は紹興(しょうこう)、鳥鎮(ウジェン)、南潯(ナンシュン)と既に江南(こうなん)地方の水郷の古鎮(グージェン、古村)を3つも巡ったので西塘(シータン)は来なくてもいいかなと思っていたのだが、妻の強い希望でやってきたのだ。妻の意見に従って良かった。町並みもとても良い感じで保存されている。水郷の古鎮を1箇所だけ訪れるのならここ西塘(シータン)がお勧めだ。良い意味で観光地慣れしている。地元も町自体が自分たちの大事な資産だと認識しているようで、他の村と比べてとても清潔。おじさんがボートに乗って運河を清掃している姿もどことなく趣がある。鳥鎮(ウジェン)の町はとても不健全に僕の目に映ったが、ここは健全に観光地化、商業化が進んでいる気がする。観光と全く無関係に暮らしている人たちも沢山いるし、そういう人たちは普通に我々観光客を無視してくれる。また、観光に関わっている人たちは皆で工夫して、楽しんでいるようにすら感じた。夜になると素人の京劇の上演なども催されていた。ただし、一大観光地なので週末や祝日は恐ろしいことになっていることだろう。橋の上からの景色は格別で、そこを通る度についつい同じアングルの写真をとってしまう。

Img_5421 Xitang06 Xitang14  夕方になると、運河沿いの屋外テーブルで食事をした。お店の人お勧めのカボチャを軽く揚げて塩をふった料理はご飯にも、ビールにも合い、最高。個人的には今まで食べたカボチャ料理の中で一番好きかもしれない。気取らない運河沿いのレストランでビールを片手にゆっくり日が暮れていく様子を感じる、旅行者として理想的な時間を過ごしている。

バス(蘇州→西塘) 32×2=64

三輪車           2

昼食                            36

夕食                            46

市内バス                          2

コーヒー                          40

宿泊費/日                      140

計                          330RMB (=4950円)

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