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5角フェリーはまだ健在(第9日)

 上海では特に観光目的は無いのでとにかく街を歩くことにした。中山公園(ジョンシャン公園)から愚園路(ユーユエン路)をひたすら東の中心地へ向かった。労働節で皆帰省して上海のような大都会は普段よりひとが少ないのではないかという淡い期待はみごとに破られた。中心に近づくにつれて人の数は増えていき、南京路(ナンジン路)から外灘(ワイタン、バンド)にかけてピークに達した。やはり中国の人口をなめたらいけない、どこから湧くのだろうという位人波が途切れない。

上海一の観光スポット外灘へはもちろん上る気もせず、浦東(プードン)に渡るルートを探した。地下道を見つけたが、無意味な展示をして観光客から高額の通行料(数十元)をとるというものだったので他を探した。フェリー乗り場を見つけたが、これも観光用で高い。たしか市民の日常用の激安フェリーがあったはずだが・・・記憶と地図を頼りに歩き続けた。根っから貧乏人根性の僕と歩き続けねばならない妻は気の毒かもしれない。中山路を南に向かい相当歩いたところで発見した。運賃は5角(7.5円)、記憶は正しかった。観光地になると何でもかんでも高くなる中国にあって5角フェリーが健在なのはちょっとうれしい。結局、中山公園から地下鉄6駅分歩いたことになる。

浦東(プードン)に渡ったところにある巨大ショッピングモールへ向かい、ユニクロへ行って無事買物を済ませた。どうやら妻は今回上海ではユニクロでの買物が目的らしい。浦西(プーシー)を眺めながら食事をして地下鉄で中山公園まで帰った。黄浦江(ホアンプー・ジアン)を巨大広告ボート(企業の広告用看板を大きく掲げただけのボート)が行ったり来たりしている。以前はこんなもの無かった。確かに宣伝効果が高い。河の両岸は人で埋めつくされて皆ただ向こう岸を眺めているのだから。賢いかもしれない。中国の商業化の勢いは凄い、商売になるかもしれないと思えば何でもすぐ実行に移す。

 

 以前上海を訪れたときはシンセンと違って上海はなんて都会なのだろうと感じたのだが、今回の印象は違う。シンセンが大分都会になってきたということなのだろうか、それとも当時隣の芝生が青く見えただけなのだろうか。夕方あるスーパーで買い物をしたところ、店員がおつりを投げてよこした。5、6年前は中国で店員さんがお金やティッシュを放るというのは普通だったが、ここ数年シンセンではサービスが格段に向上してそんな光景は全く見なくなった。後で友達と話したらサービスの質は南へ行くほど良くなり北へ行くほど悪くなるという。北京より上海の方が良く、上海より広州やシンセンの方が良いということらしい。南に行くほど拝金主義の傾向が強くなると思うのだが、サービスが金になると気づいた南からサービスの質が良くなって来ているのかもしれない。ただ、現在でもものづくりに対する意識はシンセンより上海の方が高く、実際に技術や人材のレベルも上海の方がかなり上だと思う。

コーヒー                           24

ユニクロ                          589

その他買物                         45

夕食 60

地下鉄                            8

コーヒー                           70

計                          796RMB (=11940円)

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