2007.6.12 哲蚌寺、デプン寺(第49日)
デプン寺は、1416年開基のチベット最大級の寺院。1959年のチベット侵攻以前には15000人もの修行僧がいたという。ラサの西北部の山の麓に位置する。
ヨーロッパの山岳都市にも似た独特の雰囲気をもつ。セラ寺が平面的な迷路空間であるのに対し、デプン寺は立体的な迷路のよう。歩いて出会う景色景色が更にダイナミックに変化に富んでいて美しい。くっきりした空の青をチベット建築の斜めの壁面が切り裂く。中庭から遠くに目を転じると、見事な山脈が後ろに控えている。構造物が崩れて遺跡化した部分も残っている。印象的なシーンがいくつもある。個人的には最もチベット的なすばらしい景色に出会えた場所ではないかと思う。
ある日、街中で適当に入ったお店でチベット定食のようなものを食べた。まずくは無いのだが、個人的には好んで食べる気にはあまりならない味だった。バター茶もあまり僕の口には合わなかった。そのせいかラサ滞在中の大半は普通の中国料理を食べて過ごした。ただ、後半滞在していたYAK HOTELの二階にあるレストランで食べたヤク肉のサンドイッチは非常においしかった。ヤクとはチベット高原で多く飼育されている牛の一種。脂分が少なくサンドイッチに最適。このサンドイッチが食べるためにこのレストランに何度も通った。
バス 8
デプン寺拝観料 50×2=100
昼食 16
買物 137
洗濯 7
夕食 129
宿泊代 300
計 697RMB(=10455円)
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