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汾陽路79号花園住宅(上海出張)

  フランス租界地の花園住宅を見にでかけた。当時、庶民は里弄(リーロン)住宅に住んで、金持ちは庭園を持つ花園(フアユユエン)住宅に住んでいた。復興(フーシン)路から汾陽(フェンヤン)路、太原(タイユエン)路を南に入ったところに位置するこの住宅は1905年にフランス租界公董局の総董の邸宅として建てられた。現在は上海工芸美術博物館として一般公開されている。入場料は8RMB(120円)。

 ぱっと見、ホワイトハウスのミニチュア版のような印象のフランス後期ルネサンス様式の建物。上品でかわいらしい外観。南面の広い芝生庭園を前に白いシンメトリーのファサードが浮き立つ。外観の華やかな雰囲気に比べて内部は少し地味。天井・床・階段・建具などの細部意匠はなかなか面白いが、全体的にこの手の建物にしては豪華さに欠ける。やっぱり庶民の想像を超えるような華麗さがほしい。僕だったら「天井高さに変化をつけて空間にメリハリを持たせるなあ」などと考えながら眺める。また、建物の雰囲気に合わせて展示方法を工夫したり、各室の利用方法に少し気を使うと、お金を払って見学する価値があるような場所になると思うのだが・・・

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