2018年6月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 2009年8月 | トップページ | 2009年11月 »

2009年10月

シンセン出張091026-高層ビルのデザイン?-

 模型屋、地元協力設計事務所に寄った後、友人の会社に顔を出した。彼は不動産開発の仕事をしているのだが、不況の影響を受けてかなり苦労している。具体的にはプロジェクトが中断したために資金に困っているようだ。また、開発地の政府の人間が半分以上逮捕されたらしい。なんと中国的な話だろう。最近再びプロジェクトが動き出しそうで、彼の声も少し明るくなった。

 お茶を飲みながら「5年後でも10年後でも待っているから今度僕にも設計させてね。」「いや、5年もかからない、3年後に。」なんて冗談のような本気のような雑談をしていた。

 彼が「僕はまだダメだが、成功している友達の社長を紹介してあげるよ。」と同じビル内に入っているある企業へと僕を連れていく。ちょっと受付で待たされるが、無視して彼は中へどんどん入っていく。社長室の扉を開け、「大社長になって僕を中に入れてくれない・・・」と文句を言いながらおしゃべりを始める。僕のことを日本の建築家だと紹介する。「ちょうど建築プロジェクトの会議がこれからはじまる。」とその社長が担当者を呼び出す。

彼らは本社ビルの新築を計画しており、今日設計事務所が案を持ってくるらしい。わけがわからないまま、日本の専門家だということで設計事務所のプレゼンテーション会議に立ち会うことになってしまった。あまり良いデザインとは思えなかったが、会議では当たり障りの無い意見を言うに留めた。

 会議終了後、諸々資料をコピーしたCDを渡された。

担当者:「もっと良い案を出してくれたら採用するかもしれない。」

筆者:「11月中くらい提出するというのでどうですか。」

担当者:「そんなに時間が無い。細かいことは無視して外観だけ考えれば良い。」

筆者:「11月2日が今やっているコンペ提出で、11月4日に帰国するので。」

担当者:「うーん困ったね、申請の期限が迫っているので11/5より前にもらわないと意味が無い。」

筆者:「・・・・。」

担当者:「まあ、できる限りで。」

 今日始めて会ったどこの馬の骨とも分からぬ外国人に「一週間で高層ビル一本デザインして!」。うーんなんとも乱暴で中国らしい。こんな胡散臭い話、無視するのが良識ある日本人のとる態度なのだろうが、さてどうしたものだろうか。というか物理的にほとんど無理!だが・・・。

シンセン出張091025-飲茶-

 シンセンに住んでいた頃に参加していた笑笑会というテニスサークルの練習に顔を出した。練習後にいつも皆で食事する。今日は南山区の南海大道沿い海王大廈向かいのビルの2階にあるレストランで飲茶をすることになった。実はシンセンでここの飲茶が一番美味しいと密かに思っている。小龍包が特に美味しい。値段もリーズナブル、一人30-40RMBくらい。

 飲茶なのだが、運動をした後なので結局ビールを飲みまくってしまった。僕らの周りだけ異常に沢山の空き瓶が並んでいる。やはり中華料理は多勢に限る。とても満足。

シンセン出張091024-散髪-

 仕事の合間にちょっとホテルを抜けて髪を切りに出かけた。「洗頭整髪29RMB(420円)」の表示を確認して適当なお店に入る。「剪髪(JianFa、ジエンファー)!髪を切って!」と言うと2階へ案内され、まず頭を洗ってくれる。中国で床屋に入ると30分から1時間かけて入念に頭を洗ってくれる。簡単なマッサージもやってくれる。髪の毛を切らずに頭を洗ってもらうためだけに来るお客さんも多い。気持ちよくリラックスできるので出張の合間におすすめ。

 僕の頭を洗ってくれたのは西北の陝西(せんせい、Shanxi)省出身の女の子。シンセンに来て3年になるが、日本人に会うのは生まれて初めてとのこと。「ちょっと興奮している」&「ちょっと怖い」と言う。どうやら彼女にとって日本人とは小さい頃によく見た戦争映画のいじわるなイメージしかないようだ。21世紀の今だにそうなのかと驚く。中国のテレビでは今でもチョビ髭を生やした典型的な意地悪日本人が登場する戦中時代のドラマが繰り返し放送されている。やはり小さい頃に埋め込まれたイメージというのは根強いのかもしれない。

また、「日本人女性は美人だ!」とも言う。これは中国人からよく聞く言葉。「中国人はスラッとした美人がなんて多いのだろう!(特に北の方)」と思っている僕にとっては不思議な意見だ。おそらく日本人女性といえばテレビで見る女性しか知らないので、そういう印象になっているのだと思う。

洗髪とマッサージが終わると1階に移動して髪を切ってもらう。今度は四川(しせん、Sichuan)省出身の若者。彼は「日本人はお金持ちだ!日本人の平均月収はどのくらい?」と聞いてくる。中国人は他人のお金に興味があるようだ。相手の収入を平気で聞いてくる。TVでもお金持ちになった人の対談番組をよく見かける。「中国と比べて収入も多いが、物価も高いよ。」と説明してあげる。「日本で床屋代はいくら?」とも聞いてくる。「100RMB(1400円)以上かな。」と答えてあげると、「日本で理容師をやればお金持ちになれるな!」と笑っていた。

 一般的には洗髪は時間をかけるが散発は割りと早いのだが、彼はとてもスローで丁寧。結局、仕事の合間のちょっとの外出が2時間位になってしまった。

シンセン出張091023-新年酒店- 

 今回は11月2日締切りの設計コンペ提出のためにやってきた。模型をつくらせ、印刷の手配をするために早めに現地入りした。10月23日の夕方に香港空港からフェリーで到着すると、そのままスーツケースを抱えたまま模型屋さんへと直行。2時間程の打合せが終わるとホテルにチェックイン。宿泊場所も決めずに来たのだが、幸い中国人の友人に当日手配してもらうことができた。「事前に言ってくれれば・・・」と怒られてしまったが。

 南山の歳宝(Suibao)百貨店のすぐ近くにある「新年酒店New Year Hotel」という最近できたホテル。30階くらいの高層なので濱海大道を走っていると遠くからでも見える。安くてソコソコのホテル。一番安い部屋がいっぱいだったため少しだけ良い部屋に泊まった。割引してもらって290RMB(4200円)/泊。部屋はソファー、テレビ、机のあるリビングと寝室に分かれており、結構広い。キッチンも備えてあり、長期滞在に適している。ネット環境も整っている。今回の出張では部屋で日本とスカイプで連絡をとりながら仕事をしなければならなかったためちょうど良いホテルを見つけた。ホテルの周りには食事をする店が沢山あって非常に便利。

« 2009年8月 | トップページ | 2009年11月 »