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2011年8月

「岡崎活性化ビジョンの実現に向けた都市計画制限等の見直し素案」説明会

 本日、京都国際交流会館で開かれた説明会の意見抜粋。

「新景観政策で高さ制限を15mに決めた当の市が、京都会館整備のためにご都合主義で31mに引き上げるとは一体どういうことか。」

「新景観政策に奔走した我々に対する背任行為だ。」

「梯子を外された思いだ。」

「50億円で命名権を売るロームの思惑で京都会館計画が進んでいるのではないのか。」

「ロームが50年間払い続けられる保証はあるのか。」

「第一ホール舞台上部に墓石のようなボリュームを設けて景観破壊とは思わないのか。」

「京都会館の屋根形状は継承すべき価値には含まれないのか。」

等々「京都会館再整備計画」に対する不満の声が続出した。更には

「岡崎地域に更なるにぎわいの創出なんて要らない。」

「岡崎を色々いじっていらん。」

「飲食できるところが無いと言うが、点在する地元の店に入ったことがあるのか。」

「“岡崎地域活性化ビジョン”の地元住民への説明会では、参加者のほとんどが反対だったのに翌日の新聞では賛成議員のコメントだけが掲載されていた。」

「反対意見を吸い上げることに意義があるのではないか。」

「岡崎のことをよく知りもしない人間が岡崎地域活性化なんて計画を立てるな。」

 地元住民置いてけぼりの行政の進め方に怒り心頭の様子だった。ただ驚いたのは、賛成意見がゼロだったこと。

 時間切れで発言する機会はなかったが、現状追認あるいは進行中の計画に合わせた都市計画制限の変更なんてそもそも都市計画の体を成しておらず、本末転倒。15m、20m、25m、31mと細かい高さ制限の各指定エリアを示した図を見るとあきれてものが言えない。

 ただ、これだけ反対の意見が多いことに少し安心した。これでは、京都会館の増改築計画もすんなり進むはずがない。京都市に民主主義があればの話だが・・・。

 最後、帰り際の私と市職員の問答。

「今日の説明会の議事録はいつ頃にまとめて見られるようになるのでしょう?」

「議事録をつくるつもりはない。」

「録音しているのでは?」

「していない。」

「えっ何のための説明会?」

「今日の意見はパブリックコメントと一緒に集計します。」

「それでは、埋もれて今日の説明会の様子が分からなくなるではないですか。」「きちんと、議事録を作成して公開して下さい。」

「一応意見として伺っておきます。」

「議事録を作成して公開すること位ここで決められないのですか?」

「えー、組織ですから。」

 京都市には本当に民主主義は無いかも・・・。「反対意見も一部ありましたが・・・。」なんてことになりかねない。

美しき京都会館

 最近、京都会館のことを想うと、悲しくて眠れなくなることがある。

 京都市が平成23年6月に発表した「京都会館再整備基本計画」を見たからだ。ホールの今日的ニーズを満たせないから部分的に壊して増改築するというものだ。京都会館が持っている美しさ、空間構成の妙が著しく損なわれてしまう。

 こんな美しい建築は、めったに現れない。それを壊してしまうなんて正気の沙汰とは思えない。

 “美しい”ということはそれだけで価値だ。京都の魅力の大きな1つは“美しい街”ということではないのか。

 「“美しい”なんて主観的で個人によって感じ方が違う」と言う人がいるかもしれない。そういう面ももちろんあるだろう。しかしながら、実際に岡崎の地に行って“京都会館”の前に立って5分間じーっと建物を眺めてみてほしい。そして次に、向かいの“みやこメッセ”の建物を5分間じーっと眺めてみてほしい。

 どちらの建物が“本物の美しさ”を備えているか、感じないだろうか。

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