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岸田劉生展《道路と土手と塀(切通之写生)》

「道路と土手と塀(切通之写生)」を見るために岸田劉生展(大阪市立美術館2011.9.17-11.23)を見に出かけた。

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非常に沢山の作品が展示されており、特に自画像の多さに驚く。色々試していたのだろう。岸田劉生は大正、昭和初期に活躍した日本近代美術史上屈指の洋画家。1929年に38歳の若さで亡くなる。

天才画家とも称されるが、ほとんどの絵はこれといって印象に残らなかった。ただ、着物の表現には圧倒される。そんな中、重要文化材である「麗子像」と「道路と土手と塀(切通之写生)」以外にも気になる光った絵を見つけた。

「古谷君の肖像(草持てる男の肖像)」

「林檎三個」

「麗子坐像」

「近藤医学博士之像」

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「道路と土手と塀(切通之写生)」・・・どっしり安定しているようでいて不安定、じっと眺めていると目が回る。自然に見えて不自然、なぜだか魅力的な構図。土や草の感じ、電柱の影といったディテールにも引き込まれる。

「麗子像」・・・想像より表情がとてもおだやかでやさしいが、個人的には物足りない。手が異常に小さい、意図的なのか、それとも彼には上半身が大きく見えていたのか。肩掛の表現は素晴らしい。

「古谷君の肖像(草持てる男の肖像)」・・・理由は分からないが何となく魅かれる。

「林檎三個」・・・絵というかデザイン的に美しい。

「麗子坐像」・・・有名な「麗子像」より、べとべとした感じが岸田劉生らしい気がする。こちらも着物の表現が素晴らしい。

「近藤医学博士之像」・・・見ているとニヤけてくるなんだか可笑しみのある肖像画。

また、関東大震災の後、半壊した家の前で記念写真をとるなんて粋な人だ。

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