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いよいよ展示会が今週末9/29,30です。http://www.office-nagasaki.com/HP_J/Index/paper.jpg 写真は2つ目の模型組立前の状態です。さーてどうなるでしょう。
思いつきでグループ展を企画してしまいましたが、人が来てくれるかちょっと不安になってきました。あとは当日呼び込みでもするしかないかな。
出展社の一人、岸研一さんが当日掲げるポスターをつくってくれました。さすがかっこいい!
京都会館第一ホールの解体工事が9月10日から始まってしまう。ダメと分かっていてもジッとしていられない。バカみたいだが、真正面から行動するしかない。京都市役所正面受付で「こうれこれこういう事情で市長にお願いがある」と話した。担当部署の文化市民局を訪ねるように案内された。担当者がていねいに対応してくれ、一時間ほど話をすることができた。後述お願いの文書を提出したが、「今はもう既にそういう段階ではないので意見交換会や説明会を行うつもりはない」と断られた。予想はしていたが、やはり絶望感が増す。
2012年9月3日
京都市 市長 門川大作様
京都市 文化市民局 文化芸術企画課御中
京都市上京区毘沙門横町378-201
090-9883-3715
長崎和平
京都会館再整備工事に関する公開意見交換会開催のお願い
拝啓、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
新聞各紙で報道があったように地元住民ら112人が京都市長に対して京都会館の解体の差し止めを求める住民訴訟を8月13日に京都地裁に起こしました。また、DOCOMOMO Japan及びユネスコの諮問機関である国際記念物遺跡会議イコモス(ICOMOS,本部パリ)が門川市長に対して京都会館の計画見直しを求める意見書を提出しました。しかしながら京都市は、法的拘束力はないとして9月10日から予定通り解体工事を開始すると聞いています。
違法性があるかどうかではなく、計画に問題があると考える多くの住民や専門家がいるにも関わらず話し合いの場をもつことなくそのまま工事を進めることは京都市にとって不幸なことです。このような状況で、京都の、そして日本の重要な資産である建築及び岡崎の景観を壊してしまうことは非常に悲しいことです。解体してしまった瞬間にもう二度と元に戻すことはできません。
京都市、地元住民、各専門家がどのような意見を持っているのかを多くの京都市民に知ってもらい、皆で最善策を導き出す知恵を結集することが必要ではないかと考えます。そこで、解体工事開始前に京都会館再整備工事に関する公開意見交換会を開催することを提案致します。
ここからは個人的な意見を少し記します。
新しくて大きなホールは便利かもしれません。しかし、そんなもの他県にいくらでもあります。無いものねだりをするのではなく、自分の持っている価値を探す努力をすべきです。京都は他の地方都市のようになってはいけないのです。寺社仏閣以外は新しい建物ばかりでは薄っぺらな街になってしまいます。昭和も大事な歴史です。点ではなく線として連綿と続く歴史の深みを街に刻み続けなければなりません。
このまま進めば京都の政治と文化の低さを世界中に示すことになってしまう気がします。性急に事を運ぶのではなく、京都市にとって日本とってベストの選択は何かを本気で考える機会を持つことはできないものでしょうか。
敬具
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