清水焼団地の陶器市
京都山科の清水焼団地の陶器市「清水焼の郷まつり」へ行ってきた。目の保養にもなり、なかなか満足な午後を過ごした。
この陶器市は、焼物に関する約60業者が軒を連ねる清水焼団地で毎年開催されており、今年で第38回。http://www.kiyomizuyaki.or.jp/去年から「清水焼の郷まつり」と名前を新たにしたよう。
二周くらいまわって、最終的に小皿と中皿を2枚ずつ、合計4枚購入した。小皿は山岡善昇さんという伝統工芸士の方がつくったもので、家紋を描いたシリーズと花を描いたシリーズを一枚ずつ購入した。4枚くらいほしいところだが、ちょっと我慢。2枚で2,500円だった。山岡さんの経歴には、京焼・清水焼伝統工芸士会副会長とあるので、かなり偉い人なのだろう。それにしては安かった。清水焼は、正式には京焼・清水焼と呼ぶらしい。
中皿の方は、廣田朱里さんという比較的若い女性の陶芸家がつくったもの。薄紅の上品な花柄が気に入って、対になりそうな青い中皿と合わせて2枚購入した。1枚あたり1200円。作家の方がお店におらず、どんな人がつくったのか見られなかったのがちょっと残念。
始めからお皿を探していたのだが、どちらかというと茶碗や湯飲みに良い品が多かった気がする。心魅かれた繊細で美しい柄のものが他にも多数あったが、桁が1つか2つ違い、手が出ない。
どうやら、有名でない作家物で僕らの感覚に響くものを探すのが良いようだ。
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