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新国立競技場案

建築家槇文彦さんがJIA機関誌に「新国立競技場案を神宮外苑の歴史的文脈の中で考える」という文章を発表された。http://www.jia.or.jp/resources/bulletins/000/034/0000034/file/bE2fOwgf.pdf

東京の風致地区第一号に指定され、貴重な都市風景をもつこの地域に計画された施設の巨大さに異を唱える。この文章を読むまで計画の乱暴さに全く気づかなかったが、本当に槇さんの言う通りだと思う。

現在の計画案は国際コンペにより選出されたイギリスのザハ・ハディドによるもの。槇さんが異を唱えるのはコンペ案の良し悪しではなく、「8万人の観客を収容する全天候型施設」を要求するプログラムに対して。28万㎡という床面積は代々木体育館の8倍という。17日間の祭典のためだけではなく、50年後の東京のこの地域にふさわしいスケールと内容をもった施設とするべきだと訴える。5.5万人を収容する施設に2.5万人収容の仮設スタンドを設けること提案している。全天候型である必要もない。ロンドンの場合、本設2.5万人、仮設5.5万人とのこと。

槇文彦さんの論文を受けて、2013年(平成25年)10月11日(金)18:00~20:00に日本青年館 中ホールにてシンポジウムが開かれる。 https://www.facebook.com/events/146766988867251/

市民の知らないうちに計画だけが勝手に進み、都市風景が壊され続ける現状に少しでも歯止めがかかることを祈る。

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