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2017年3月

北宋汝窯青磁水仙盆(ほくそうじょようせいじすいせんぼん)

台湾の故宮博物院から来ている北宋汝窯青磁水仙盆を見に大阪中之島の東洋陶磁美術館へ行ってきた。

美術館のチラシによると、「中国北宋時代(960-1127年)に宮廷用の青磁を焼成した汝窯は、〈天青(てんせい)〉とも形容される淡い青色系の典雅な釉色を追求しました。その神々しいまでに美しい色合いと質感、そして端正で上品な造形は、やきものの一つの究極の姿を示しています。」とある。

故宮博物院から4点、東洋陶磁美術館所有のものが1点、計5点の汝窯青磁水仙盆が一堂に会している。いずれもきめ細やかで本当に美しい色と質感。確か上記チラシの言葉通りだ。

清の時代に汝窯青磁を再現させるべく皇帝が景徳鎮でつくらせたと言われる「倣汝窯青磁水仙盆」も同時展示されていた。しかし、明らかに他の5点より劣る。赤ちゃんの肌と大人の肌くらいの違いがある。質感も汝窯青磁と比べると味わいに欠ける。当時の最高技術を駆使したはず。にもかかわらずこの違いは何だろう。

K1b017851

中でも“人類史上最高のやきもの”といううたい文句の「青磁無紋水仙盆」は本当に光っている。ここだけ照明の当て方が違うのではないかと疑ったくらいだ。きめの細やかさに加えて青の魅力が圧倒的。これと比べると他4点は少しくすんでいる。この展示台の前で長時間足が止まっていたのは僕だけではなかった。

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